ワーママlab

30代ワーママ野仕事の悩みと家庭の悩みの原因を追求、解決!

ぴよもんの人生の話*息子誕生編*

前回までのあらすじ。

妹が亡くなった直後から学校でいじめられ、母親にもいじめられ、唯一の味方だった父親は薬害肝炎になり、薬の副作用でうつ病になり…。

毎日が絶望だったぴよもんは自暴自棄になっていた。

家庭にも、学校にも、社会にも絶望していた私が唯一希望を感じられる出来事がありました。

それは息子の誕生です。

生きている、命を持っている赤ちゃん。

数時間後に骨になってしまった妹とは違い、未来を持っている赤ちゃん。

息子はそれだけ輝かしい存在です。

が、守ってあげないとまたすぐに命がなくなってしまう…。

どうしたらいいんだろう?

学校にも、家庭にも、社会にも絶望していた私は息子を守る方法がわからなかった。

この世界のどこにこの子にふさわしい希望があるの?

その答え知らないままの育児はとても辛いものでした。

息子が輝かしい希望であり、可愛くて可愛くて仕方がない分、絶望も深くなっていった。

どうしていいのかわからないまま自分の考えも感情も制御する事ができなくなっていきました。

息子は何も悪くないのに、むしろ可愛くて愛おしくて仕方ないのに…。

答えのない育児から逃げ出したくて逃げ出したくて。

当時夫は潰瘍性大腸炎の治療をしていたので、家にはステロイドの錠剤がたくさんありました。

息子は寝てしまい、夫もまだ帰ってこないある日の夜。

疲れた頭でステロイドの錠剤をとり出してテーブルの上に小さな山をつくった。

その山をぼんやりと眺めて、

あぁ、これを全部飲んだら逃げられるんだ…とぼんやり考えていた時に。

息子が産まれて初めて夜泣きをしたんです。

その泣き声を聞いて、

私何やってるんだろう!?

と我にかえる。

そんな事もありました。

死ぬ事もできないけど、生きる希望も見つからない。

そんな時に出会ったのがNohさんと認識技術です。